2015-03-10

GINZA issue213を買った7つの理由



自他共に認める ギンザ・フリーク!だった私ですが…
え?!「だった」??! そう、「だった」。

気がつくと半年以上もの間、GINZAを一冊も買っていなかったのです。
「なんということでしょう…!」

約7ヶ月振りに雑誌GINZAを買った理由、をここに記します。つまりは、約7ヶ月間雑誌GINZAを買わなかった理由 というのが存在するわけですが、それについてはまたの機会に…。




一、表紙

淡いブルーのセットアップ、どこまでも歩いていけるローファー、クラッチみたいに抱えられたヴァイオレットブルーのレザーバッグ、これらは全てLOEWEだし、そのスタイルを着こなすモデルはFKA twigs風ヘアだし、なによりそのモデルが「梨花」だから。
しかもそのモデル「梨花」がコバルトブルーのキューブに座ってる。最高じゃん?

そんな最高な写真にヴィヴィッドピンクの文字!文字!文字!
 配置◎、字体◎、走り書きの掠れた文字も◎

つまり、モチーフもコンポジションもスタイリングもカラーもパーフェクト!





二、巻頭特集「新しい靴とバッグと梨花」

表紙の写真とヘア・メイク違いの写真、こちらもso cool!
現実的で可愛くない話をすると、「梨花」効果による在庫切れが懸念されるからというのが最大の理由かも。大量生産の雑誌だからって油断してはいけない。マガジンハウスはバックナンバーのお取り扱いがあるからまだいいけど、他の出版社はそんな優しくなかったりする。買えるうちに買わなくちゃ。





三、「Esprit Dior × TOKYO Girls この日、ディオールを着て彼女たちは街に出た」





四、奥山由之氏の撮る小原流 そして小原宏貴氏との対談
「精粋 THE FLOWER 小原流120周年潮流」





五、「TEAM ROUND-BAG まるいバッグのやさしい気持ち」






六、奥山由之氏が撮るジャポニズムなフォトストーリー
「NEO JAPONISME for TOKYO GIRLS 東京ガールのためのネオ・ジャパニズム」

和色、和柄がとっても気になる今日この頃。





七、「岡崎京子が女の子に大切なことをすべて教えてくれた」

「岡崎京子」 それは私がまだ知らない世界。
回顧展へ行くかまだ迷っています。それにしても世田谷文学館はいつも面白い展覧会を開催してるよね。




以上、7つの理由でした。

いま一度読み返してみたら、他にも良いページたくさんあったけど(そりゃそうだ)まあ割愛で。

そ・し・て!次号はOlive復刊号~!



どうなるんだろう、わくわく
ってもう今月だけどね。ていうか明後日だけどね。





2015-03-08

SHISEIDO THE GINZA×花椿 Vol.1 「フィリップ ワイズベッカーが描いた化粧品たち」


 
SHISEIDO THE GINZAと「花椿」のコラボレーション企画第一弾が開催中です。



では始めに「花椿」をおさらい ♡
花椿とは、言わずと知れた資生堂の企業文化誌です。創刊は1937年。自社製品に限らず、ファッションやビューティー、ライフスタイルなどカルチャー全般を取り上げたスタイルで、2007年には テキスト中心の『よむ花椿』とヴィジュアル中心の『みる花椿』に分割されました。2012年から再び一誌に統合され、今に至ります。
読み応え 見応え 共に◎の日本を代表する文化誌です。

そんな花椿とのコラボレーション第一弾は、好評連載中「Science & Art」から フランス人アーティスト フィリップ ワイズベッカーのイラストレーションをフィーチャー!

数ある掲載作品の中から選りすぐりの作品が並んでいます。
「オイデルミン」などのロングセラー商品から、「マキアージュ ドラマティックルージュ」など最新のものまで ♡
 




 
 
 

色鉛筆で描かれた素朴で温かみのあるドローイングたち… 実は私ずっと好きになれませんでした。なぜって、見よ!この凄まじい逆パースを!(笑)




しかも無秩序よ!ですよ(笑)

腑に落ちないもやもやを抱えながら毎号眺めていたある日、CLASKA(http://www.claska.com/)というweb siteにある ワイズベッカーさんをゲストに迎えたトークショーのレポートをみつけました。

(自分の世界観の中でつくる作品の場合は)モチーフは大事ではありません。そして、モチーフの周囲の余白・絵の対象そのものではなく空間を見てほしいです。
わたしは絵が描けないから定規を使って描いているんです。定規で直線を描くか、手で円を描くか、それだけです。
物を描くとき、立体的なものも、その『すべての面を見せたい』。物の存在感を表現しようとすると、オブジェは平らになり、パースペクティブや焦点がなくなっていきます。
 
これらを読んだとき、もやもやがふっと消えたのでした。

今は毎号楽しみとなった連載「Science & Art」ですが、今年から少しかたちを変えています。
ずばり、展開図!ますますわくわくする!






 

さて、会場ではオリジナルアイテムも販売されています。
ポストカード全7種、ドローイングブックやポーチ、一筆箋も。
 





わたしはポストカードを2種類 ♡
 



ポーチと一筆箋は会期後半に入ったころ追加されたitemなので、私もまだ実物はチェック出来ていませんが一筆箋を狙ってます~ モダンなのが欲しかったの!

3月17日(火)までの開催です。
第二弾はなにかしら…?
 
 
 
フィリップ ワイズベッカー
Phillipe Weisbecker
 
1942年生まれ。1966年国立装飾美術学校卒業。1968年にニューヨークに移り、アーティスト、イラストレーターとして活動を始める。現在はパリ、ニューヨーク、バルセロナを拠点として活動。
2000年にはクリエイションギャラリーG8にて日本初個展を開催。
世界中で個展・グループ展多数。東京ADC賞など受賞歴多数。
 
 
SHISEIDO THE GINZA×花椿 Vol.1
「フィリップ ワイズベッカーが描いた化粧品たち」

【特別ディスプレー概要】
会場: SHISEIDO THE GINZA
1F ビューティーマルシェ/3F エスパス クレ・ド・ポー ボーテ
住所: 東京都中央区銀座7-8-10
期間: 2015年1月15日(木)~3月17日(火)
時間: 11:00-20:00 不定休

【発売商品概要】
●ポストカード〈単品7種〉 1枚300円(税抜)
●ポストカード〈7枚セット〉 2,000円(税抜) ※数量限定100セット
●ドローイングブック 2,000円(税抜) ※限定1,500部発行
●ポーチ 全5種 各4,300円(税抜)
●一筆箋 全3種 各800円(税抜)