2015-01-30

Lina Scheynius 日本初個展 Taka Ishii Gallery Photography / Film


タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムにて開催中、リナ・シェイニウス展『Exhibition 03』へ行ってきました。

installation view at Taka Ishii Gallery Photography / Film, Dec 13, 2014 – Jan 31, 2015 Photo: Kenji Takahashi

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Lina Scheynius
1981年 スウェーデンに生まれる。
モデルとして活躍の後、写真家に転身。現在ロンドンを拠点に活動中。
『VOGUE』『AnOther』などへのコントリビューションを経て、『Die Zeit』ではフォトコラムを一年間連載。
2013年にはスイスにてヨーロッパ初個展を開催。
編集から出版までを自身で行う限定写真集も好評を得ており、今冬 7冊目を刊行。
http://www.linascheynius.com/
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私がリナさんを知ったのは最近で…
Union magazine issue5へのコントリビューションがきっかけです。



28ページにわたって「Lina Scheynius」が紹介されていました。
写真作品とインタビュー文字の佇まいが心地良いコンテンツ。

イントロダクションは…

Who did we want to meet the most? Talk to the most? Who inspires us the most?
The answer is simple, that person's name is Lina Scheynius. Born in Sweden with an extraordinary gift for beauty.
As soon as we knew her name we could never forget it - trapped in her beautiful world.

そして 個人的に気になったのを一部

Union: How is it that your photos are so captivating?
If you were to explain 3 good points of your photos, what would they be?
Lina: I only use natural light or the flash that comes with my camera, so I am really flexible and fast.
I try to make the most of what is in my surroundings and close to me - photo graphing people I know and love or myself. And I have fun with it.
Union: You definitely use more landscape style for your photos, I don't see many portraits. Is there any reason for this?
Lina: That's just how I/we see the world. It's not tall and thin, but short and fat.

なるほど。


リナさんの写真は なんというか色が無いけれど色を感じる作品だな、と思っています。
実際瞳孔には映らないけど作品は持っているから感じてしまう、みたいな… うまく言えない…
端的に表面的に言うと、中間色がとてもきれい。
日記をつけるように自然に撮り続けているがゆえ 作品タイトルがないというスタイルもすきです。





Lina Scheynius “Untitled (Diary)”, 2002, Gelatin silver print, image size: 40 × 60 cm, paper size: 50 × 70 cm, Courtesy of CHRISTOPHE GUYE GALERIE, Zurich

お部屋に飾りたい。



ずっと気になっていた自主出版の写真集も手に取ることが出来てハッピー!

同時期にPOST/lim Artで開催されていたインスタレーションをみにいけなかったのが唯一の心残りです…!

Lina Scheynius Exhibition 03
【会期】〜2015年1月31日(土)
【会場】Taka Ishii Gallery Photography / Film
http://www.takaishiigallery.com/jp/
【会場住所】東京都港区六本木 5-17-1 AXISビル 2F
【開廊時間】11:00〜19:00
【定休日】日・月・祝日


 

2015-01-27

LUMIX MEETS / JAPANESE PHOTOGRAPHERS #2


 
六本木 AXISビルにあります、IMA CONCEPT STORE内 IMA galleryにて開催中の『LUMIX MEETS / JAPANESE PHOTOGRAPHERS #2』へ行ってきました。

『LUMIX MEETS / (TOKYO 2020 BY)JAPANESE PHOTOGRAPHERS』とは、日本若手写真家の支援の一環としてパナソニック株式会社の特別協賛によって パリと東京で実現する展覧会です。

吉田和生さん、赤鹿麻耶さん、伊丹豪さんほか 大好きなフォトグラファーさんたちが出品しているということで足を運んだ前回(第一回目)…は2013年11月末のこと。
とても刺激的な内容だったことを鮮明に覚えています。
(記事はこちら
 
 
場所をホームに移し(前回の時点ではまだIMA CONCEPT STOREはオープンしてませんでしたからね☆)、開催された 今回!そう第二回!

素敵でした〜〜〜

今回のお目当てはずばり加納俊輔さん!
 
 
というのも、昨年の『shiseido art egg vol.8』にて 完全に魅了させられてしまったからなんです。
※shiseido art eggとは、資生堂主催の公募制プログラムです。
 
鑑賞者の認識を揺さぶる、加納さんの作品たち…! ひとつの作品が出来上がるまでのプロセスもまたとても魅力的ですきなのです。
 

 
目当て、なんて言いましたが、他の方々の作品も素晴らしかったです!
個人的に「あ、いいな♡」とすきになったのは、山崎雄策さんとKosukeさんの作品でした。
(↑白黒ブームだということがバレる瞬間)

▽山崎雄策 - さい子


▽Kosuke - 眠る手記(「溶ける隣室」より)

 
佐久間さんの作品はLUMIX GH4で撮り下ろされた新作とのこと。

▽佐久間里美 - Snoezelen Landscape
 


 
ギャラリーとストアを仕切る分厚い壁(通称 IMA wall)では、川島小鳥展が開催されています。
『未来ちゃん』から三年、新作『明星』刊行記念の展示です。


合わせてどうぞ♡



LUMIX MEETS / JAPANESE PHOTOGRAPHERS #2
フォトグラファー:加納俊輔、Kosuke、佐久間里美、水谷吉法、山崎雄策、山本渉
【会期】〜2015年1月29日(木)
【会場】IMA CONCEPT STORE
http://imaconceptstore.jp/
【会場住所】東京都港区六本木 5-17-1 AXISビル 3F
【営業時間】11:00〜22:00

『明星』刊行記念 川島小鳥展
【会期】〜2015年2月10日(火)
【会場】IMA CONCEPT STORE
http://imaconceptstore.jp/
【会場住所】東京都港区六本木 5-17-1 AXISビル 3F
【営業時間】11:00〜22:00


 

2015-01-20

Saoriの独断と偏見による #GoodExhibition2014 下半期編



今年 足を運ぶことが出来た アートやデザイン、ファッションの展示 約55個の中からTOP13を決めました!
(中途半端でごめんなさい)

そしてTOP13のそれぞれに順位を付けることが難しかったので、開催順にまとめました。

上半期編はこちら

「良し悪し」というより、「好き嫌い」
完全にサオリフィルター越し!
偏愛です、偏愛♡ 悪しからず♡
それでは開催順に…
\SAORI的 Good Exhibition 2014/


せいのもとで lifescape
artist
至哉坤元
須田悦弘
志村ふくみ・志村洋子 web
珠寶
宮島達男
Christiana Löhr
site
SHISEIDO GALLERY web
area
東京・銀座
media
彫刻、インスタレーション、映像、デジタル、立体

my thoughts
資生堂のギャラリーで開催されるものはどれも興味深い内容なのだけれど、展示スペースの広さや高さが中途半端で、全体のボリューム構成としてはイマイチなものが多かったり…する気がしていました。(←小声)
せいのもとで展はギャラリーのかたちにも合っていたと思います。
何より 作品ひとつひとつに魂を感じたので、TOP13入りです♡
というのも、社名の「資生堂」やシンボルマーク「花椿」の元でもある概念「万物資生」が共通のテーマだったのです。
繊細な作品が多く、花椿ラヴァー(笑)としてもときめく企画展でした。

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Abandom Reverie'
artist
Mark Borthwick web
site
Taka Ishii Gallery Photography / Film web
area
東京・六本木
media
写真

my thoughts
マークの写真は私のツボにハマるものばかりだから、どんな発表の仕方でも気に入ってしまうと思うのです。でも逆に言えば、発表の仕方によっては満足出来なかったかもしれない。
この個展は実にシンプルでした。それはつまり、写真が額に収まって綺麗に並んでいた ということではなく、本質的な魅せ方だったということです。

ギャラリーの壁を三面使ったスライド映写にはかなり惹き込まれました。
小さく現像された現物と、大きく映写された光…フィルム写真の異なる姿を二種類 体感出来たという意味でも印象的なエキシビションでした。

記事はこちら

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ESPRIT DIOR ディオールの世界
artist
Dior web
site
玉屋ASビル
area
東京・銀座
media
ファッション、映像、プロダクト、ドローイング、デモンストレーション

my thoughts
まずこのような貴重な機会に巡りあえたことをただただ嬉しく思います。
ひとことで言うなら、「ラッキー!」。
二回行ってきました。行って良かった。

詳しくは後日upする予定のレポートで…
(またしても、今更シリーズです)

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逆転移(Countertransference)
artist
Ligyung
site
Ginza Maison Hermès Le Forum web
area
東京・銀座
media
インスタレーション

my thoughts
銀座のエルメスで開催されるエキシビションは、抽象的で哲学的で前衛的…私的にはハズレ無しです!
エルメス フォーラムの空間(唯一無二!)を活かした、ならではの新作は色々な顔を持っていました。きっと、一日中いられる。そう、リギョン展の楽しみ方はアトラクション的とも言えます。体感型!写真じゃ伝わりません!
(的的的と濫用ごめんなさい!てへ)
もっともっと体感したいので、現代美術館あたりで個展開催してくれないかな〜なんて思っています。ふふふ

レポートは後日up予定です。
(はい、そうです、今更シリーズです)

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light
artist
保井智貴
site
MA2 Gallery web
area
東京・恵比寿
media
彫刻、インスタレーション

my thoughts
TABでみつけたこのきらきらとした壁の写真(作品)に一目惚れしたのが足を運んだきっかけです。
ちなみにこの壁の正体は螺細。
サイズ可変、どんな壁も保井智貴色になります…!
まるで作品のように美しい MA2 Gallery、保井さんのために建てられたんじゃないかと思ってしまうほど、保井さんの個展の一部になっていました。
360°みえるもの全てに、つつまれる空気に、感動したのは初めてでした。

後日レポートupします
(今更シリーズ大漁!笑)

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LEATHER FOREVER
artist
Hermès web
site
東京国立博物館 表慶館 web
area
東京・上野
media
ファッション、プロダクト、映像、立体、デジタル、デモンストレーション

my thoughts
こんな贅沢いいんでしょうか…
Dior展に続き、「ラッキー!」。
エルメスがつくり続けてきた製品や精神の素晴らしさはもちろんですが、アレクサンドラ・プラット氏による会場構成が素晴らしかったです。
全12セクション、一番心踊ったのはやはり最後のお部屋「スターバッグ」! 盆栽の美しさを再認識しました。

詳しくは後日up予定のレポートにて
(果てしない今更シリーズ…白目)
 
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2015年は、行くべきところ・見るべきこと・今そして未来の自分に必要なものを見極めたうえで、「本当に心から」行きたいと思うところへは行き 見たいと思うものは見て ほしいものは惜しまず買うようにしたいです。

美しいモノコト
楽しいモノコト
可愛いモノコト
面白いモノコト
容量オーバー上等で集めたい。

それらを自分の言葉で再構築することも続けていきたい。

続けます。

本年もよろしくお願いします。

 

 

Saoriの独断と偏見による #GoodExhibition2014 上半期編



今年 足を運ぶことが出来た展示数は約55…
昨年(2013年)より減ってしまった上に貴重な展覧会を逃しまくってしまったので、改めて反省中…

けれど、印象的な作品や作家さんとの出会いが多かったり、グランメゾンによる特別エキシビションもあったりと贅沢な一年でした。

それゆえ 絞れなかった!
TOP13です(中途半端)

それでは開催順に…
 
\SAORI的 Good Exhibition 2014/


市橋織江 2001-2013
artist
市橋織江 web
site
彫刻の森美術館 本館ギャラリー web
area
箱根
media
写真

my thoughts
市橋織江さんの集大成ということで、何のためらいもなく箱根までみに行ったエキシビションです。
雑誌QUOTATIONからは文字で、美術館では写真そのものから、"フィルム愛"を体感し 感慨無量。オリジナルプリントのパワー、美しさたるや…。
彫刻の森美術館と美ヶ原高原美術館で撮りおろされた作品群がとてもチャーミングで印象的でした。

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Traces of Disappearance(消失の痕跡)
artist
畠山直哉
Kasper Kovitz web
Anne and Patrick Poirier
袁廣鳴
珠寶
site
ESPACE LOUIS VUITTON TOKYO web
area
東京・表参道
media
写真、立体絵画、インスタレーション、映像、生け花

my thoughts
ひとつのエキシビションへ何度も足を運ぶ、という体験を初めてさせてくれたのが消失の痕跡展でした。実際は、会期の序盤と終盤に一度ずつ。
「時」の経過とともに姿を変える作品たちの変容ぶりに感動し、変容ならずとも「時」の儚さを表現する作品たちに心動かされました。
それに加え、作品(個々による物)で作品(空間)がつくられていたという印象を受けました。これは適材適所とも言えるんでしょうか… つまるところエスパス ルイ・ヴィトンのあの空間に対するアプローチが素晴らしかったです。

記事はふたつ
初日のようすと78日目のようすそれぞれ

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Signature of Elegance Lillian Bassman リリアンバスマンの仕事
artist
Lillian Bassman
site
CHANEL NEXUS HALL web
area
東京・銀座
media
写真

my thoughts
リリアン・バスマンによる白と黒の世界を、ラグジュアリーな白黒世界のトップに君臨するCHANELという空間で愉しめたことは、それこそ「ラグジュアリー」だったと思います。
立つ位置によって、白 黒それぞれの世界が広がってみえる会場構成も粋でした。
革新的な試み、創作への情熱を肌で感じました。ファッション写真は、情報のみを伝える単なる媒体であってはならないと私自身も強く思っています。

記事はこちら

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TASAKI 60th Pearl & Diamond Jubilee ELEMENTS
artist
La Boite
矢野パブロ
諏訪綾子 web
Acid Pauli
site
TASAKI 銀座本店 web
area
東京・銀座
media
インスタレーション、IT、フード、サウンド

my thoughts
フードアーティスト諏訪綾子氏の作品目当てに行ったのですが、どの作品もとても素晴らしく、宇宙を感じる神秘的なアート空間でした。
60周年を迎えたTASAKIによるエキシビションでしたが、TASAKIのプロダクツやクリエイティビティを顧みるようなものではありませんでした(逆にそれが◎)。
パールとダイアモンドへのオマージュをそれぞれがかたちにした作品たちは実に刺激的でした。

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光の模様
artist
福津宣人
site
GALLERY SPEAK FOR web
area
東京・代官山
media
絵画

my thoughts
印象派を彷彿させるこのメインヴィジュアル作品に一目惚れし、足を運びました。
まず、パターン・ペインティングという絵画様式との遭遇を果たしたわけですが、なかでも六角形の対角線を結ぶ手の動きだけで描く「パターンストローク」シリーズとの出会いは、私にとって歴史的瞬間になったと言っても過言ではありません。
瞳に、パチンと星が ポワンとハートが浮かんだはず…!
かなりときめいたエキシビションです。

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someday, somewhere
artist
嶋本麻利沙 web
site
POLA MUSEUM ANNEX web
area
東京・銀座
media
写真

my thoughts
実を言うと嶋本さんのことは存じ上げておりませんでした、が… 銀座のPOLAは私の好きな写真家さんたちをフィーチャーすることが多い!という理由から 間違いない!と確信し、足を運びました。
Oui oui 間違いなかったー!
このブログでも度々ご紹介している市橋さんとも少し雰囲気が似ていますが、嶋本さんのほうがより「日常」を写し撮るタイプです。

レポート… 後日upします…!
(名付けて、今更シリーズです〜)

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BEAUTY IS YOU CHAOS IS ME
artist
Julien Levy
site
CHANEL NEXUS HALL web
area
東京・銀座
media
写真、ショートフィルム、インスタレーション

my thoughts
映像作品に抵抗があり苦手意識が強かった私を 180°違う世界へ連れて行ってくれたのが、ジュリアン・レヴィです。
レヴィ作品の魅力は 詩的で哲学的でファッション性もあるところ、ひとつの表現にとどまっていないにも関わらず それらが分離していないところだと私は思っています。

そうそう、キャプションを全部メモってきました。こんなのは初めて!
それゆえ写真さえあれば(撮影不可でした)完全なレポートが書けます(笑)

写真なしのレポートは後日up予定です。
(そうです、今更シリーズです)
(LevyのHPに作品写真・映像掲載されてます。会場風景に関してはGoogleとTumblrで検索してみようかな?)

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下半期編へつづく

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2015-01-19

Petite Meller "BABY LOVE"

 
 
きゃー♡
Petiteちゃんの新曲 BABY LOVEのMVがupされた♡
 
 


ロケはアフリカで敢行されたもよう~
現地のBoys and Girlsに加えて、動物たちも。かわいい。
 


 

 


 
黒い肌に映える色たち...
黒人だからこその「美」には本当に惹かれる。
 
 
 
 
 


ペティートちゃんの白肌が際立つシーン。
美しい~~~
 
 
 
この手のひらをこちらへ向けて踊る姿が個人的にとってもすき。
STEVIE JOBSのMVのとかね♡
 

 

 



そして!
大好きなJACQUEMUS!