ソ・ミンジョンさんによるIN SITU-1、
9月13日よりオープンアトリエというかたちで制作が行われてきましたが、いよいよ明日 28日(金)が作品完成予定日です。
間もなく完成!
68日目にあたる 先日は、作家 ソ・ミンジョンさんと美術評論家 岡部あおみさんによるアートトークに参加しました。
岡部あおみさんは、今回 三都市に各一名 女性作家を選出する国際審査に参加していた方で、あいちトリエンナーレの際は ソ・ミンジョンさんの推薦者だったそうです。なるほど〜
IN SITU-1で制作している作品についてだけでなく、今までの作品の解説もしていただきました。
ご自身の言葉で説明いただくと、やはり違いますね!(うまく言えないけれど)
作品の迫力やクオリティ、コンセプト等に感銘を受けたのはもちろんですが、それ以上に 面白く刺激的だったのは、それらのプロセスとプロセスまでもを作品の一部とするスタイルに至った経緯やきっかけでした。
実はその背景には なんとも言えない悲愴感があるゆえ、面白い の一言でまとめることはしたくないのですが、そこからの発想・転換に驚きました。
(抽象的な表現でごめんなさい。実際に伺ったお話を最初から最後までここに書くことはあまりしたくないのです。)
*http://www.seo-minjeong.de/にて作品写真拝見できます。
一番印象的だったのは、お布団のお話。
ミンジョンさんはかつて日本の日常にとある疑問を抱いていたとのこと。
「日本人はなぜ布団を外に干すのか?」。
「日本人はなぜ布団を外に干すのか?」。
これを聞いた私は「なぜ?」に「なぜ?」と思ってしまいました(笑)
「物凄くプライベートなものを外に晒す」という視点で疑問を感じたそうなのです。
そういうことか…!
そんな風に思ったこと、一度も無かった…
その後ミンジョンさんは、なぜを解決すべく実践してみたそうです。
そして、その晩 すぐに理由がわかったそうです♡ ふかふかになっていたからでしょう♡
インテリジェンスでクリエティブな人間の、異文化を見る目は鋭いです。
刺激的な一時間でした。
貴重なお話をありがとうございました。
刺激的な一時間でした。
貴重なお話をありがとうございました。
Tokyo Art Beatのインタビュー記事はこちらからどうぞ
いままでのレビュー&レポートはこちらから
IN SITU-1
Espace Louis Vuitton Tokyo
MIN-JEONG SEO
【作家】ソ・ミンジョン
1972年、韓国釜山生まれ。現在はベルリンを拠点に創作活動を行っている。
【会期】〜2015年1月4日(日)
*オープンアトリエ期間 〜2014年11月28日(金)
【会場】エスパス ルイ・ヴィトン東京
【住所】〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイヴィトン表参道ビル 7F
【開館】12:00〜20:00
*入場無料
*休館日はルイ・ヴィトン表参道店に準じます。詳細はお問い合わせください。
【ルイ・ヴィトンお問い合わせ先】