今も昔も、永遠のファッション・アイコンとしてわたしたちを魅了し続ける グレース・ケリーの写真展へ行ってまいりました♡
50年代や60年代を代表する女優さんやモデルさんには魅力的なひとが大勢いて、そうファッションとかも含めて、とりわけこの時代が好きです。
絞るのは難しいのだけれど、私がアイコンとして挙げるのはいつも オードリー・ヘプバーン、カトリーヌ・ドヌーヴ、そしてグレース・ケリー この三人だったりします。
会場に展示されている数々の写真は、生涯にわたって良き友だったフォトグラファー、ハウエル・コナンの撮影によるもの… そのレンズの先には、わたしたちがまだ知らないグレース・ケリーもいました。
いままで未公開だった写真も拝見出来ます。
(会場内写真引用元:http://www.fashion-press.net/)
会場の構成は
第一章
「運命の女」
アイコニック・スタイル
第二章
「素顔のグレース」
プライベート・スタイル
第三章
「恋に落ちて」
ロマンティック・スタイル
第四章
「伝説のウェディング」
ウェディング・スタイル
第五章
「世界で一番美しいママ」
マダム・スタイル
フォトグラファー、ハウエル・コナンの名前を一躍有名にした一枚の写真がある。1955年6月24日号の雑誌「コリアーズ」のカバーで、ほとんどノーメイクのグレースが水中から顔を出し、したたる水滴もそのままに、海と同じ色の透き通るようなブルーの瞳でこちらを見つめている写真だ。
それは、ハリウッド女優のポートレイトではそれまで誰も見たことがないような、自然体で飾り気がなく、それでいて、その女性の確立されたスタイルを鮮やかに伝える一枚だった。
(キャプションから引用)
そして、一番印象的だったのは…この写真
オリジナルが展示されていました。
実際にフォトグラファー本人が焼いたものって、本当に美しくて、息をのみます。
これは市橋織江さんの個展で強く実感しました。
市橋織江さんが自ら焼いた写真を しかもあんなにたくさん、上質な空気のなかで鑑賞出来たことは本物に素晴らしい体験でした。
写真だけじゃなく、絵画や彫刻やインスタレーション、ステージパフォーマンス等であっても 本物に勝るものはありませんね。
価値があるだとかそういうことではなく、なんか伝わってくるんです。感じるんですよね、うまく説明出来ないけれど、でもそれは確実に。
あ、そういった意味での価値はもちろん。
ウェディングの写真も素敵でした。
モナコのロイヤルウェディング展、行けばよかったなぁと思いました。
でも私グレース・ケリーのこと全然知らないなぁ…と。そう、映画をね一本も観たことなかったんです。観なければ…!
グレース・ケリー写真展、西武渋谷での開催は終了してしまいましたが、千葉そごうと横浜そごうでは9月22日(月)まで、西武池袋では9月23日(火)まで開催されています。
まだの方は是非♡
会場とは別のフロアには、映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』劇中で着用されたラグジュアリーな衣装も展示されていました。